AI Frontier · Live Snapshot

モデル最前線ダッシュボード

これはランキングではなく、選ぶための地図である。執筆・リサーチ・コーディング・日常タスクの用途別に、いま最も能力が高いモデルと、価格が最も妥当なモデルを整理した。モデルも価格も動き続けるため、ここにあるのは直近に照合を終えたスナップショットだ。

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今期の情勢

まずここから · 今期の早見結論

この資料は候補を絞るためのものであり、自分のタスクでの検証に代わるものではない。

Cost · Capability 一枚の図で見る「差はコスト」

各モデルの DeepSWE(長期エージェント・コーディング)での正解率を、タスクあたり平均コストと対で示す。X 軸は通常と逆で、右へ行くほど安く、上へ行くほど正確。つまり右上=正確で安い。図の詳しい読み方は下にある。

DeepSWE v1.1 のコスト対スコア散布図。13 モデル、効率フロンティアを金線で表示。

この図の読み方:主要 6 モデル(sol/terra/luna/fable-5/opus 4.8/sonnet 5)はそれぞれ「effort 曲線」を描く。同一モデルの low から max まで 5 段階のコストとスコアを線で結び、モデル名は最高スコアの点に置く。曲線が平らなほど、effort を下げて節約してもスコアが落ちにくいことを意味する。その他 7 モデルは最高スコア点のみを背景として示す。金線=効率フロンティア:図中に「より正確かつより安い」点が存在しない設定点を結んだ線である。任意の点にカーソルを載せると、その設定のスコア、±95% 信頼区間、タスクあたりコストが見られる。

出典 · 。数値はランキングサイトの公開データファイルから直接取得し、コストはタスクあたり平均(米ドル)である。これは単一ベンチマーク(長期エージェント・コーディング)の断面にすぎない。純粋なコーディングや日常会話では順位が変わる。別の描き方を見たい場合:DeepSWE 公式インタラクティブ版(全モデルの全設定を表示し、X 軸をコスト/出力トークン/エージェント歩数に切替可)、または Artificial Analysis(「総合知能 vs 価格」という別の散布図)。

データ表を見る(13 モデル)
モデルベンダーEffortDeepSWE スコアタスク単価フロンティア

Generalization 一枚の図で見る「汎化能力」

ARC-AGI-2 は、モデルが見たことのない抽象図形推論問題群を使い、「汎化能力」を測る:訓練データにある類似問題を覚えているのではなく、まったく未知のルールをその場で推論できるかどうかだ。スコアが高いほど、本当に見たことのない問題を処理できることを意味する。これは上のプログラミング開発ベンチマークとは異なる能力だ。

先に述べておく: は現時点で ARC-AGI-2 の公式提出結果がない。提出はベンダーが任意に行うもので、我々が候補から選んだものではない。以下の表の11モデルは、現時点で確認できるすべての公式公開結果だ。

ARC Prize 公式 ARC-AGI-2 ランキング、11 モデル、スコア順。

出典 · ARC Prizearcprize.org/leaderboard)、確認日 。コストはベンダーが提出時に申告したタスクあたり金額で、上の DeepSWE 図とは基準が異なり、同一図内でのみ比較可能(合算不可)。

このランキングのモデル構成は上と完全には一致しない:ARC-AGI-2 の提出はベンダーが任意に行うもので、我々が選んだ結果ではない。確認時点で はいずれも公式結果がなく、この表には含まれない。汎化能力が劣るという意味ではなく、単にこのランキングで比較できるデータがまだ存在しないだけだ。モデル名は ARC Prize の公式提出名に準拠しており、上のコーディングベンチマークの名称とは異なる世代を指す場合がある。

データ表を見る(11モデル)
モデルベンダーEffortARC-AGI-1ARC-AGI-2タスク単価

この推奨はどう順位づけたか

  1. まず差が誤差の範囲かを見る:上位数モデルはほぼ同点であることが多く、1〜2 ポイントの差は「強い」ことを意味しない。
  2. 同点ならコストで選ぶ:同じ能力帯なら、タスク単価または百万トークン単価が安い方を取る。
  3. 次にタスクの型を合わせる:純コーディング、長期エージェント、日常会話では測られる能力が違う。その板が自分の用途を測っているか先に確認する。
  4. データ主権もコストに数える:データを自分のマシンに残す必要があるなら、セルフホスト可能なオープンモデルの価値は安さだけではない。

これはこの表を並べた順序であって、固定ルールではない。自分の状況に合わせるには、文末の質問テンプレートで AI に再比較させるとよい。

表の「コスト」は API 従量課金であり、チャットの月額購読料ではない。DeepSWE 系はタスクあたりのコスト、SWE-bench 系は百万トークンあたりの価格で、基準が異なるため同種内でのみ比較できる。

コーディングの板は大きく二種類ある。ベンダー自前ツールで走らせたもの(例:Artificial Analysis の Coding Agent Index。各社が自分の Claude Code/Codex/Grok Build を使う)は楽観寄りで相互比較が弱い。標準化エージェントで走らせたもの(例:DeepSWE。同じ物差し、汚染耐性あり)は公平だが対象モデルが少ない。スコアを読む前に、どちらの種類かを確認すること。

By Use-Case 用途別に選ぶ

Best Value 価格帯ごとの最有力

予算帯ごとに最も検討に値する選択肢、いわゆる「コスパのフロンティア」を挙げる。

ベンチマークが語らないこと

同じモデルでも、板やタスクが変われば結果は大きく変わる。スコアの外にある知っておくべき落差をここに記す。

推奨変更ログ

一位推奨が入れ替わったときは日付と理由をここに残す。判断の変遷を後から追えるように。最新が最上段。

このデータの読み方

    どのモデルが合うか迷ったら

    この表は一般的な比較である。実際の選択はタスク、予算、使用頻度、誤りへの許容度に依る。下の質問をコピーし、普段使う AI に貼って、自分の状況で比較させるとよい。

    コピーした。普段使う AI に貼るだけ ✓