PAUL KUO · PROJECTS · 2024 –

CircleFlow

AI 駆動の循環経済データインフラ。資源の流れ・価値・帰属を再び可視化し、追跡可能でガバナンス可能にする。

CircleFlow:循環経済における物質フローの概念図

工業文明の線形モデルは、その物質的基盤を使い果たしつつある。

CircleFlow が扱うのは廃棄物のマッチングだけではない。「物質の秩序」を再構築することだ。

資源の流れ・価値・帰属を、再び追跡可能で、信頼でき、統治できるものにする。

このプロジェクトは何をしているか

循環経済は長年語られてきたが、止まっている場所は意欲ではなく、データだ。モノが使用者の手を離れた瞬間から、どこへ行き、何になり、誰が責任を負うのか。この線は多くの産業で切れている。一方、近年の制度——EU の炭素国境調整や製品環境宣言から、米国カリフォルニア州のサプライチェーン開示まで——が求めているのは、まさにこの線上の検証可能なデータである。

CircleFlow が作ろうとしているのはその線そのものだ。物質フローが記録され、突き合わされ、申告されるためのデータインフラである。三つの言葉でその範囲を言い切れる。

01

可視化

モノが使用者を離れたあとどこへ行ったかは、今日ではたいてい切れた線だ。まず流れを描き出さなければ、ほかの話は始まらない。

02

追跡可能

流れは遡れなければならない。家庭側の処分の決定から、産業側の回収・再製造・申告まで、各区間に突き合わせの取れる記録を残す。

03

ガバナンス可能

CBAM、LCA、EPD、拡大生産者責任。これらの制度が求めているのは、結局同じものだ。検証できる物質フローのデータである。

家庭から始まる:断捨離のあと

物質フローの最初の区間は工場ではなく、家庭にある。あるモノが「もういらない」と決められた瞬間、その流れは始まる。シリーズ「断捨離のあと|モノはどう再び流れるのか」が書いているのはまさにこの区間だ。モノがどう入ってきて、空間の中でどう位置づけられ、家族にどうケアされ、最後に制度を通じてどう再び流れるのか。CircleFlow の家庭側の半分である。

断捨離のあと|モノはどう再び流れるのか

シリーズ

断捨離のあと|モノはどう再び流れるのか

  • モノの入口 13 本
  • 空間システム 13 本
  • 家族のケア 19 本
  • 流通制度 12 本

全 57 本、四部構成。

シリーズへ →

産業まで:制度とデータ

物質フローのもう一方の端は制度だ。これらの記事が論じるのは、同じ線が産業側に求めるもの——データ主権、ライフサイクル評価がどうコンプライアンスの仕組みになるのか、サプライチェーン開示が責任をどこまで押し広げるのか——である。CircleFlow の産業側の半分だ。

現在の状況

CircleFlow のプラットフォーム本体はまだ探索段階にあり、公開して使える製品はない。現在公開しているのは上の二層、家庭側のシリーズと産業側の制度記事だ。このページはプロジェクトの進展に合わせて更新する。それまでは、この二層の共通の入口である。

プロジェクト一覧:/ja/projects/

さっと見る

実績フィード検索

深く読む

シリーズタグ図衝突
概要連絡
EN
文字サイズ